おれさまラボ

実際に手を動かして理解を深めるブログ。

検証環境を整える

ネットワークやサーバを動かす検証環境を構築するお話です。

まえがき

私はアタマが悪いので、実際にこの手で作って、この目で確かめない限りはなかなか理解ができない人間です。

しかし、物理的に検証環境をつくるのは予算的にも、スペース的にも現実的ではありません。

そこで、検証用の仮想環境を構築することができないかと思い、調べてみました。

 

まずは方針

検証環境を作るために以下のツールを用います。

  • VirtualBox:言わずと知れた仮想環境プラットフォーム。CentOSをWebサーバ等に設定して動かします。
  • GNS3:フリーのネットワークエミュレーションソフト。CiscoルータやJuniper Junos OSを動かすことができます。

GNS3で構築したネットワークはVirtualBoxで動いている仮想サーバと連動させることが可能なので、例えばSyslogやSNMPのようなIP serviceの検証であったり、WebサーバやDNSサーバ、メールサーバなどを立ててネットワーク的にその動きを見ることもできそうです。

 

早速構築してみる

VirtualBoxのインストール

VirtualBoxはインストールしたことがある方も多いと思いますので割愛です。

私は、下記のページを参考に設定しました。

参考:VirtualBoxをWindowsにインストール | VirtualBox Mania

CentOSのインストール

VirtualBoxのインストールが完了したらCentOSをインストールします。

インストール方法は長ったらしくなりますので別記事にまとめています。

参考:CentOSのインストール方法 - フルスタックエンジニアを目指して

 

必要に応じてサーバ用、クライアント用のようにいくつか仮想ホストを立てておくと良いです。

私は、①サーバ用、②クライアント用の2つをとりあえずたてました。

GNS3のインストール

サーバ環境が整ったのでネットワークの検証環境も整えます。

インストール方法は下記ページが大変参考になりました。

参考:GNS3 Windows版の使い方

GNS3の設定

先ほど「GNS3のインストール」で紹介したページに解説があります。

最低限、Cisco IOSのインストール、VirtualBoxとの連携を実施します。

参考:GNS3 Windows版の使い方

 

以上で、検証環境の構築は完了です。